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業務用エアコンの掃除って自分でできるの?具体的な手順と注意点について

あなたは、「業務用エアコンは自分でクリーニングできないの?」とお考えではないでしょうか?家庭用のように自分でクリーニングができるのであれば、定期的に実施して清潔な状態を維持したい、と考えるのは当然のこと。しかし、故障してしまう可能性があるので、自分で行う場合は正しい手順や注意点を把握しておくことが大切です。そこで、今回は業務用エアコンのクリーング手順や、注意点について解説します。

業務用エアコンでも自分でクリーニングはできる

業務用エアコンであっても、自分でクリーニングはできます。
業務用エアコンだからといって、必ずしも業者に依頼しなければならない、ということはありません。
家庭用エアコン同様に自分でクリーニングすることは可能です。

ただし、できる範囲は限定的でかつ、専門のエアコンクリーニング業者が実施するものよりは劣るということを把握しておきましょう。
エアコンの分解作業など素人が実施するには、難しい作業が発生するからです。

今回はこれらを踏まえたうえで、業務用エアコンの掃除方法を見ていきましょう。

自分で業務用エアコンをクリーニングできれば、汚れが気になったタイミングでいつでも掃除ができるもの。
常に清潔な状態でエアコンを使用できるようになります。

自分で業務用エアコンクリーニングを行う方法

自分で業務用エアコンクリーニングを行う方法は、次の通りです。

  • まずはエアコンタイプを確認する
  • エアコンフィルターを取り外し、ほこりを取り除く
  • 使い古しの歯ブラシでエアコンフィルターを水洗いする
  • エアコンフィルターを陰干しする
  • 完全に乾いたらエアコンに取り付ける
  • エアコンの外側を水拭きする

それぞれの工程を詳しく解説します。

◾️まずはエアコンタイプを確認する

業務用エアコンをクリーニングするにあたり、まずはエアコンタイプを確認しましょう。
業務用エアコンには、下記のようなタイプが存在しており、タイプによって作業が異なるからです。

  • 埋込み型
  • 天吊型
  • 天井カセット形
  • 床置型
  • 壁掛形
  • ビルトイン
  • ワンダ風流(ダイキンのみ)

このように、埋め込み型や置き型、天吊り型、などさまざまです。
エアコンのタイプによって、フィルターの外し方や注意点が異なるため、取扱説明書を読んだうえで、安全に注意しながら作業をしてください。

◾️エアコンフィルターを取り外し、ほこりを取り除く

まず、エアコンフィルターを取り外してほこりを取り除きます。

業務用、家庭用を問わず、エアコンフィルターは汚れやすい部分です。
ほこりが溜まっていることも多いので、周囲にまき散らさないよう、掃除機でホコリを吸い込んでおきましょう。

ただし、高所で掃除機を使用する際は、転倒に注意してください。
無理に行わず、フィルターを取り外してから掃除機でほこりを吸い取ることをおすすめします。

◾️使い古しの歯ブラシでエアコンフィルターを水洗いする

ある程度掃除機でほこりを吸い取ったら、エアコンフィルターを使い古しの歯ブラシで水洗いします。

掃除機では吸い取り切れなかったほこりと、繁殖してしまったカビを除去するためには、歯ブラシでの擦り洗いが効果的です。

ただし、使用するのは「使い古しの歯ブラシ」ということを覚えておいてください。 新品の歯ブラシは毛先が固いものです。フィルターを傷つけてしまうことがあるので、エアコン掃除には適していません。

使わなくなった歯ブラシで十分ですので、傷つけないようにフィルターを水洗いしましょう。

◾️エアコンフィルターを陰干しする

エアコンフィルターの汚れを落としたら、陰干しします。

直射日光に当ててしまうと、変質や変形の原因となるので好ましくありません。
風通しの良い場所に陰干しして、乾くのをゆっくりと待ちましょう。

なるべく早く乾かしたい場合は、タオルで水気を十分に拭き取り、ドライヤーの冷風を当てるのがおすすめです。

◾️完全に乾いたらエアコンに取り付ける

エアコンフィルターが完全に乾いたら、エアコンに取り付けます。

このとき、フィルターに水分が残ったまま取り付けてしまうと、カビが発生しやすくなるので注意してください。
しっかり乾いたのを確認してから、取り付けることが大切です。

また、取り付ける際も、高所での作業ですので転倒には十分注意してください。
可能であれば、人手を借りて脚立を支えてもらうと安心して取り付けられるでしょう。

◾️エアコンの外側を水拭きする

最後は、エアコンの外側を柔らかい布で水拭きすれば完了です。

業務用エアコンの設置場所によっては、外側も汚れやすくなっています。
「ヤニ汚れ」「油汚れ」「ホコリ」は目立つので、丁寧に拭き掃除することがおすすめです。

汚れが落ちにくい場合は、中性洗剤を活用してみましょう。
水で薄めてから布に含ませ、外側を優しく拭いてみてください。頑固な汚れが落としやすくなります。

自分で業務用エアコンクリーニングを行う際の注意点

自分で業務用エアコンクリーニングを行う際、次の点に注意が必要です。

  • エアコンを分解しすぎない
  • エアコンの専門的な部分には触らない
  • エアコンクリーニングで鋭利な道具は使用しない

エアコンの故障を防ぐためにも、それぞれの詳細を確認してください。

◾️エアコンを分解しすぎない

あなたがもし、エアコンに関する十分な知識を持っていないのなら、エアコンを分解しすぎないでください。

エアコンの内部を見てみると、細部や奥も汚れているでしょう。
気になってしまい、分解してすみずみまで掃除したくなることもあるのではないでしょうか。

しかし、エアコンに関する知識のない方が分解しすぎてしまうと、もとに戻せなくなってしまう可能性があります。
また、誤った分解方法でエアコンの内部を傷つけてしまうかもしれません。

エアコンの内部はデリケートですので、些細な傷が故障の原因になることもあります。
知識のない方は、無理に分解をせずに、可能な範囲でクリーニングをするようにしましょう。

◾️エアコンの専門的な部分には触らない

エアコンの専門的な部分には触らないようにしましょう。

エアコンの内部は複雑な構造になっています。中には、触れない方が良い部分もあるので注意してください。

とくに、「配線関連」「細かいねじ」「電子関連のパーツ」は触らないようにしましょう。
エアコンの故障を招く恐れがあります。最悪の場合、修理が難しくなってしまうかもしれません。

エアコンに関する知識がない方は、専門的な部分は触らないようにしたうえでクリーニングすることが大切です。

◾️エアコンクリーニングで鋭利な道具は使用しない

エアコンクリーニングで鋭利な道具の使用はやめましょう。

エアコンの内部は細かい部分が多く、つい鋭利なもので汚れをかき出したくなるかもしれません。
しかし、鋭利な道具を使用すると、エアコンを傷つけてしまう可能性があるのでおすすめできません。
傷ついた箇所によってはエアコンの故障につながります。

エアコンクリーニングでは、細部も「使い古しの歯ブラシ」のような柔らかい道具を使用し、エアコンの故障を防ぎましょう。

業務用エアコンクリーニングを業者に依頼すべきケース

業務用エアコンクリーニングを業者に依頼すべきなのは、次の4つのケースです。

  • エアコン内部を2年以上洗浄していない場合
  • エアコン使用時に異音がする場合
  • エアコンを中古で購入した場合
  • エアコンの効きが悪い場合

場合によっては、自分でエアコンクリーニングしないほうがいいこともあります。
エアコンの故障を防ぐためにも、それぞれのケースについて確認しておきましょう。

◾️エアコン内部を2年以上洗浄していない場合

2年以上エアコンの内部洗浄をしていない場合は、業者に依頼することをおすすめします。

使用頻度にもよりますが、エアコンの内部は1年程度で汚れるものです。
2年以上エアコンの内部洗浄をしていない場合、かなり汚れが溜まっていることが予想されます。
今回ご紹介したクリーニング方法だけでは不十分といえるでしょう。

エアコンクリーニングをする前に、前回の内部洗浄がいつだったかを思い返してみてください。
2年以上洗浄していないときは業者に依頼しましょう。

◾️エアコン使用時に異音がする場合

エアコン使用時に異音がする場合は、業者への依頼が必要です。

エアコンを使用すると異音がするのは、内部で何らかのトラブルが起きている可能性があります。
「汚れが溜まりすぎている」「故障している」「部品が何らかの原因でずれた」など、原因は様々です。

エアコンの修理等を自分でできる自信がない方は、専門知識を持つ業者に依頼したほうが良いでしょう。

◾️エアコンを中古で購入した場合

業者に依頼したほうがいいケースのひとつが、「エアコンを中古で購入した場合」です。

中古のエアコンは、新品と比較すると寿命が短いもの。
作業方法によっては、エアコンに負担を与えてしまい、エアコンの寿命をさらに短くしてしまう可能性があります。

また、あなたが気付いていないだけで、すでに内部が故障しているかもしれません。
エアコンを長く使用するためにも、中古で購入した場合は専門業者にクリーニングを依頼したほうが無難です。

◾️エアコンの効きが悪い場合

エアコンの効きが悪い場合も、業者にクリーニングを依頼しましょう。

なかなか部屋が設定温度の通りにならない場合は、エアコンの内部に何らかのトラブルを抱えているのかもしれません。
とくに、専門的な部分に問題が生じている場合は、なおさら業者にクリーニングを依頼することをおすすめします。

エアコンの効きが悪いと感じる場合は、専門業者にクリーニングを依頼し、可能であれば「効きが悪い原因」も聞いてみましょう。

業者も利用しながら業務用エアコンを清潔に

業務用エアコンは自分でクリーニングすることができます。
しかし、必要に応じて業者を利用することがおすすめです。

とくに、細部や奥はエアコンの知識を持たない方にとって、クリーニングが難しい部分となります。
3万円から4万円の費用が発生しますが、業者の力を借りて、エアコンを清潔にすることおすすめです。

まとめ

今回は、業務用エアコンを自分でクリーニンする方法についてご紹介しました。

家庭用とは異なる大きさ、構造の業務用エアコンですが、正しい方法を把握していれば自分でクリーニングできます。
しかし、高所での作業もあるので、安全を十分に確保したうえでクリーニングを行うことが大切です。

ぜひ、今回の記事を参考にしながら、業務用エアコンのクリーニングを実施してみてください。